屋富祖トリップ ゆうな食堂

私の地元の屋富祖通り

ずっと気になってたお店

トタン屋根の小さなお店

『ゆうな食堂』

商店街の街並みの中に

ポツンと止まった時間

なんとなく人の気配を感じて

営業中の札に誘われた

店内にはシンプルなメニューが貼られていて

近くのスナックのおばちゃん達の憩いの場所になっていた

おばちゃん達の井戸端会議

街の噂がBGM

今時ワンコインでそばが食べれる食堂なんて絶滅危惧種に近い

お婆ちゃんが1人できりもりしていて

無駄に愛想をふりまくわけでもなく

多くを語るわけでもない

私がお邪魔した時も

カウンターの中で少しはやめの食事を

静かに食べていた

肉そば500円

沖縄そばを中華ラーメン用の器で出す感じが乙

ジェニらないフォトジェニック

常識とかマニュアルは戦争で燃えた

空気も客も心情さえも

お店のスパイスにしてしまう屋富祖クオリティー

某有名店のような高さのある盛り方ではないけれど

横に広いラーメンの器には

大量の麺が肉野菜達に隠れていた

何も語る事なく

そっとアイスコーヒーを差し出された

マドラーがささったグラス

シロップとミルクを放り投げる

十分なホスピタリティ

過度な接客を求めるのは私達の傲慢

コストとパフォーマンスのバランス

昔の人はよく知っている

『食べてもらっている』

『食べさせてもらっている』

お客さんとお店の無言のリスペクト

語らなくてもわかるでしょ

屋富祖はそんな文化が残る街

野暮な奴らは

帰って母親の乳房でも頬張りなさい

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